ポイント制
19歳まであと2ヶ月ぐらい。残り2ヶ月、残り1日だといいのに。このまま眠って朝が来ないなんて幸せじゃん。最近はいろいろまともにやってきて、それなりの結果を残して、これが最後なら「頑張ってたのに」って言ってもらえそうな気がするの。
「頑張ってもいいことない」って言うと「今は頑張ってるポイントを貯めてるんだよ」って言われた。頑張ってるポイントなんていらないから、早くすべてから解放してくれと願う。なんポイント貯まればこの人生ゲームは終わるのか、終わりはあるのか。そんな中で日々頑張れなんて可笑しい話だと思う。せめて期限があればいいのに。予定表とかね。
生かされている理由なんて、たくさんあるかもしれないし、ないかもしれない。どちらにしろルールすらないつまらないゲームははやく終わらせようよ。ルールもないから終わらせる方法もリセット方法もわからないけどね。
曇りガラス
会いたいなと思う人がいると、その人にたまたま会えたりする。連絡しようかなと思っていたら、たまたま連絡がきたりする。偶然なのに必然な感じがすることがある。その時の感じがすごく好き。
なんとなく思いが伝わっている感じ。本当はそんなことないんだろうけど、相手が好きな人だと余計にそう思う。
思いを言葉と、声だったり文字だったりを通して誰か伝えると、きちんとは伝わらない気がする。たくさん説明しても、いろいろな言葉を使っても、そんな気になる。
だからこそ 会いたい とか 連絡こないかな っていう単純な思いが、表に出さなくともと届いたように感じるのが嬉しいのかもしれない。
人の心が読めたらいいのに なんて思うけれど、読めなくて読まれなくてよかった。伝わらないもどかしさや寂しさも、少しでも伝えられたときの嬉しさも、実はすごくいいものなのかもしれない。
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今日、大学受験の願書を出した。
初めて自分で決めた自分の進路、初めの1歩。
この前、父と進路のことでもめて「辞める可能性はある」というと「そのくらいの意思で」と言われてしまった。私の言葉足らずな部分もあったけれど、他の人からすれば、そう思うのが普通なのだと思い知らされた。ただそ父に言われたというだけで、辛くて泣いてしまった。そのくらいなのだ私の意思は。
そして今また自分の意思の弱さを実感している。入試すらもまだなのに、もう実家を離れることを考えたら、不安と緊急と寂しさが溢れる。もう大学なんて行くのは辞めてしまおうかと考えしまった。意思が弱い。そんなことですぐに辞めようなんて考えられるなんて、意思が弱い以外のなにものでもない。そのくらいの気持ちだ。
私はいつだって意思が弱い。だが気は強いし、頑固だ。バランスが悪い。自分を責めるのだけど、根本的なことだから治ることはないし、治ったとしても治し方がわからない。
何が書きたかったのかわからなくなってしまった。
ここ数日、ブログを書こう書きたい と思うことはあったのに、言葉が上手く出てこなくて全く書けなかった。久しぶりに自分の思っていることを、まともに書けたのがこれだ。こんなものをここに残していいのかな、やだな。
完全に寝るタイミングを失った。寝ようとすると不安が襲ってくる。どうすればいいのだろう。
正解を教えて下さい。
秋
半袖短パンで毛布にくるまる。ふわふわの毛布に触れて、自分の体温を感じてすごく幸せになる。今年の秋は短そう。
空の見上げてにやにやしてしまう感じだったり、日向ぼっこしたくなる太陽の優しい暖かさも、空気が澄んでいて綺麗に見える夕焼けも、全部秋だからこそ。幸せがたくさんな秋。たくさん感じて、身体に染み込ませる。やっぱり私は、秋が好き。
夏がいつのまにか終わっていた。嫌いだったはずの夏を初めて好きになった去年。今年は嫌いも好きもなくて、無関心なまま過ぎてしまった。通りすぎてしまった感じ。少しだけ寂しい。
最近、時間が過ぎるのが早い。気づくと今日が終わってる。もう今日も終わって明日になった。朝がきていい天気だったら、おふとんをほしたいな。夜には太陽の匂いのおふとんで眠るの。
このまま眠れるのなら、明日が来なくてもいいのにね。このまますべてを終えられるなら、眠ったままがいいな。
このまま生かされるのなら、些細なことで幸せを感じられるまま生かしてほしい。そうしたら大きな苦しみも通りすぎることができると思うの。
忘れないこと
私は先生が好きだった。過去形にしていいのかわからないけど、やっと最近、過去形にできるようになった気がする。
中2ぐらいからずっと彼のことが好きだった。国語の先生で、私の1つ上の子供がいた。彼は私が初めて、両親以外で好きだと思えた大人だった。尊敬できる、目標にできる大人だった。そんな大人がいつしか好きな人になっていた。
好きと好きの違いってなんだ、彼に対する思いってなんだ と散々悩んだこともあったし、今でも好きの違いはよくわからない。だけど彼はちゃんと好きだった。尊敬できる大人 という認識に変わった今だからこそわかる。
彼は単純に尊敬し、目標にできる存在になった。好きだった過去を、大切にしたいと思えるようになった。大学決まったよ と早く連絡したい気持ちはあるけど、それはたぶん成長したのを知ってほしかったり、承認欲求みたいなもの。
少し前は諦めようともがいていたのに、いざ気持ちが変わってしまうと少し寂しい。
彼は中学校を卒業する私に -誰よりも深く考えることができる力を今のうちに伸ばせるだせ伸ばしおけ- と言った。それから4年が過ぎようとしている。深く考えられる力は、変な方向に伸びてしまったみたいだ。彼は、彼の言葉たちはたくさんの変化をくれた。それでも彼が求めている人には少しも近づけていないし、まだ近づけそうにない。
よく彼にもらったたくさんの言葉たちを思い返す。何度も私を救ってくれて、変えてくれた言葉たち。その言葉たちは、きっとこれから私をいい方向に変えてくれる、変える原動力になってくれる。
変わってしまうことは少し寂しいことだけど、悪いことばかりじゃないね。
忘れちゃいけない、過去も、過去になってしまう今のことも、今考える未来のことも。
きっと全部うまくいくってさ
オレンジの光が私を包み込む。まるで優しいおばあちゃんに抱き締められているような、全てを認めてもらえてるような、そんな感じ。おばあちゃんに抱き締められた記憶はないけどね。
そんなこんなで、なにもないのに泣いているのが可笑しくて、笑顔を作ってみても目が細くなるだけ涙が溢れる。このよくわからない涙というものは、いつも私をより苦しませる。だけど涙が乾いたあとはなんとなく元気になれる。嫌いだけど好き。これもよくわかない。