おとなになること

大人になんてなりたくない。おとな ってなんか嫌な響き。小さい頃は早く大人になりたいなんて思っていて、今じゃ大人になんてなりたくないという。結局はないものねだりなんだろう。でも大人なんていいことない、きっと、たぶん。18歳の私はもう大人だって言う人もいるけど、私はまだ子どもでいたい。子どもだと甘く見られたい。

私は中学生の頃から 18歳で死ぬ っていう変な予定をたてている。予定というかそうなるだろうっていう予想。予定通りでいけば、大人にならなくてすむ。もうすぐで私は消えてしまえる。まあ小心者な私は自分で死ぬことは絶対ないし、今はもう少しだけ生きていてもいいなと思えている。
おまけに18までなんて言いながらも、考えていることはいつも18歳を終えてしまってからのこと。大人になることだって、無駄に悩んでいる大学や就職のことも、死んでしまうなら考える必要なんてないことのはずなのにね。人間らしさかな。

もうすぐ19歳になってしまう。もうすぐと言ってもあと4ヶ月。最近は気づくと1日が終わってるってくらい時間が経つのが早いからきっと4ヶ月なんてもうすぐ。

甘やかされたまま18歳になってしまった。きっとまだまだ甘えたいまま19歳になる。また大人に近づいてしまうし近づかなければならないんだ。どうしようか、どうしようもない。時間が怖い。成長できない自分と時間と共に成長を望む周りも怖い。時間と周りが私を勝手に成長させようとする。そのスピードにはついていけないよ。