苦しくて、なんにも上手くいかない気がする。全部が悪い方向に進んでいるようなそんな感じ。たぶん私の捉え方がそうなっているだけなのだけど。

卒業文集での先生の言葉をたまたま見つけた。「私は結局、願い、祈ることと励ますことしかできません。強く生きなさい。」なんだかすとん、と音を立てるように心が落ち着いた。好きとか嫌いとか、正解とか不正解とか、私が答えをだそうとしていることの無意味さを実感した。また先生に救われてしまった。

幸せでも楽しくても、苦しくて辛くても、結局生かされるし、死ぬなんてことは私にはできない。まあそれなら少しだけ楽してもいいかもしれない。幸せは求めなくても、苦しければ逃げたらいいし休むのもあり。答えなんて出さなくても生かされる。言うのはすごく簡単だから、いつかそんな風に少しでも楽に簡単に、生かされるんじゃなく生きていけるようになれたらいいな。