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流れる秋の雲とまだ少し強い日差しの下で、先週行った沖永良部島で日焼けした腕がまた焼けてしまうななんて考える。季節はどんどん秋へと変化していく。数年前まで嫌いだったはずの夏を今年は嫌いだと思わなかった。 
少しずつ変化する季節の5分の1ぐらいの速さで私も変化しているのだと思う。

平成最後のこの夏に私はたくさんの忘れ物をしてきたように感じる。
まだ夏になり始めたばかりの頃の東京や、自己探求イベントで感じたことはもうほとんど私の中に残っていないし、残っていたはずのものは私らしさみたいなものに影響されて変わってしまった。
お盆の帰省も沖永良部での思い出もついこの前のはずなのにすっかり色褪せて感じる。

感じたことを数週間後はもちろん、その日のうちでもそのまま思い出すことはできないらしい。すごくいいものを感じられたはずなのにあの時あの時間にほとんどを置いてきてしまった。

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