10/21

この私が23歳を目前にして大学4年生になって、周りより1歩も2歩も、なんなら4歩ぐらい遅れていわゆる就職活動を始めた。
いわゆるというほど気合の入ったものでもないし、準備しているわけでもなく、とりあえず3社にESを出した。
書き方のコツも他者からの添削もなにもなしに提出して、明日は筆記試験の日。

受験会場のある地元までのバスの中、どうして就職活動をしているのかわからなくなってしまった。
なにがやりたいとか、働きたいとか、正社員になりたいとか、そういう気持ちが無いのではなくわからない。そういう感覚がない。
私のことを愛してくれている両親が正社員としての就職を望んでいるからそれが正しいと思っているに近い。
でも失敗するのは怖いし、そうならないための努力は知らないし、なによりそんなものに囚われない私を続ける。頑張れない自分を認められず、隠そうとして、頑張らないに着地して、どうしようもないループにはまる。

もっともっと素直に生きることができたらどれだけ得していただろうか。吸収力のある努力のできる生き方ができていたらどうなっていただろうか。
そんな考えてもどうにもならない、ならなかったことばかりが溢れてくる、日々。



甘えて続けていきたい。
後ろ向きではないなく、前向きに。
泣いて過ごす毎日よりも甘えてそれなりに過ごす毎日がいい。きっと甘え続けるという選択にも頑張りは必要で、覚悟がいることで、そういう点で前向きに選択したいと思っている。


甘えている自分をうまく肯定しているだけに聞こえてしまうので悲しいし、きっとそれは図星すれすれの事実。