満ち足りない

書きたいことをまとめられないうちに、書きたかったことさえも忘れて今日になった。勝手に考えも時間も変わって進んでいく。

今日は霰が降った。寒さと共に冬を実感していたけれど、私が思っているより季節は先を行っているみたい。既に寒すぎるから引きこもりたいし、できることなら冬眠したい。
もうすぐ18歳が終わってしまう。18で死ぬという勝手な予想が本当に当たってしまうかもしれない。その確率はきっと低いけど。それでもなぜか本当にしまう気がして怖くなる。死に恐怖を感じるのが久しぶりで、自分の予想に恐怖を感じるのは初めてで、よくわからなくなる。死んでも後悔はない。いまなら、きっと。


電気はつけずヒーターの前で丸くなる。ヒーターの明かりと月の光。暖かくて優しい光がとても心地良い。
自然と涙が溢れる夜。誰も隣にいない夜。
愛おしいが溢れて淋しいに変わる。
目閉じて自分の手を握ってみるのだけど余計に淋しくなってしまった。本当に握りたいのはもっと大きくて温かい手で、優しく包み込んでくれるようなそんな手。こんな苦しさはきっと今だけで、続けば続くほど当たり前になる。平気じゃない当たり前は嫌だな、やめたいな。

苦しくて、なんにも上手くいかない気がする。全部が悪い方向に進んでいるようなそんな感じ。たぶん私の捉え方がそうなっているだけなのだけど。

卒業文集での先生の言葉をたまたま見つけた。「私は結局、願い、祈ることと励ますことしかできません。強く生きなさい。」なんだかすとん、と音を立てるように心が落ち着いた。好きとか嫌いとか、正解とか不正解とか、私が答えをだそうとしていることの無意味さを実感した。また先生に救われてしまった。

幸せでも楽しくても、苦しくて辛くても、結局生かされるし、死ぬなんてことは私にはできない。まあそれなら少しだけ楽してもいいかもしれない。幸せは求めなくても、苦しければ逃げたらいいし休むのもあり。答えなんて出さなくても生かされる。言うのはすごく簡単だから、いつかそんな風に少しでも楽に簡単に、生かされるんじゃなく生きていけるようになれたらいいな。

風邪

私は入試のために移動してるところ。
なんだか電車が遅れているみたいで不安がさらに不安になってるところ。
まだ家を出て2時間ぐらいしか経ってないのに、早くも母とわんこに会いたくて、おうちに帰りたくて泣きそうなところ。
むしろ涙が溢れそうでまばたきを我慢してるところ。


仕事帰りの人がたくさんで、みんな疲れた顔をしている。働くというのはつくづく嫌だなと思わされる。これが他人だからいいけれど、好きな人がこんな顔をして毎日家に帰ってきたらどうだろう。もうやめなと言ってしまいそう。働かなくてもどうにかなるよ、と。
きっとこの考えは甘くて、まだまだこどもな考えだろう。
単身赴任している父が帰りたそうに赴任先での話をする。私はなにも考えず「嫌なら、無理なら、帰ってきたらいいのに。」と言ってしまう。きっと私はそんなことを言える立場でもないし、むしろ言ってはいけない。家族のために、私のために、頑張っている父を苦しめてしまう。
言葉って難しい。思ったことをそのまま伝えてはいけないし、相手がどう捉えるか、場面や時間によって全然違う意味になってしまう。優しい言葉が苦しめる言葉に変わってしまうのだ。

そんなことを考えていたら泣いていた。マスクをしていて、窓側の席だからいいものの、傍から見たらただの可哀想な人だ。少しだけ泣くとすっきりする。心にかかったもやもやが晴れていく。

私は今日もう少しだけ頑張ろう。
明日は今日よりもう少しだけ頑張ろう。
そうしたら後はまたゆっくり、生かされよう。

少しだけ喉が痛い。風邪かな。風邪になれたらいいな。

仮定

最近は怒られることも否定されることも少なくなって、そのままでいい 変わらなくていい と認めてもらえる。それなのに承認欲求が満たされないのは、私を否定する私さえも嫌になってきていて、自己否定を認めてほしいのかもしれない。つまり私は、変わりたいと願っているのだろう。変わりたいけれど、自分の力では変われない私を否定されることで変われるかもしれないと思っているのかもしれない。

自分のことを書いているはずなのに、憶測ばかりなのは自分自身を理解していないのか、理解していないふりをしてるのか。さあまた自分のことを考えると憶測ばかりになりそうだ。

ポイント制

19歳まであと2ヶ月ぐらい。残り2ヶ月、残り1日だといいのに。このまま眠って朝が来ないなんて幸せじゃん。最近はいろいろまともにやってきて、それなりの結果を残して、これが最後なら「頑張ってたのに」って言ってもらえそうな気がするの。

「頑張ってもいいことない」って言うと「今は頑張ってるポイントを貯めてるんだよ」って言われた。頑張ってるポイントなんていらないから、早くすべてから解放してくれと願う。なんポイント貯まればこの人生ゲームは終わるのか、終わりはあるのか。そんな中で日々頑張れなんて可笑しい話だと思う。せめて期限があればいいのに。予定表とかね。

生かされている理由なんて、たくさんあるかもしれないし、ないかもしれない。どちらにしろルールすらないつまらないゲームははやく終わらせようよ。ルールもないから終わらせる方法もリセット方法もわからないけどね。

曇りガラス


会いたいなと思う人がいると、その人にたまたま会えたりする。連絡しようかなと思っていたら、たまたま連絡がきたりする。偶然なのに必然な感じがすることがある。その時の感じがすごく好き。
なんとなく思いが伝わっている感じ。本当はそんなことないんだろうけど、相手が好きな人だと余計にそう思う。
思いを言葉と、声だったり文字だったりを通して誰か伝えると、きちんとは伝わらない気がする。たくさん説明しても、いろいろな言葉を使っても、そんな気になる。
だからこそ 会いたい とか 連絡こないかな っていう単純な思いが、表に出さなくともと届いたように感じるのが嬉しいのかもしれない。
人の心が読めたらいいのに なんて思うけれど、読めなくて読まれなくてよかった。伝わらないもどかしさや寂しさも、少しでも伝えられたときの嬉しさも、実はすごくいいものなのかもしれない。

今日、大学受験の願書を出した。
初めて自分で決めた自分の進路、初めの1歩。

この前、父と進路のことでもめて「辞める可能性はある」というと「そのくらいの意思で」と言われてしまった。私の言葉足らずな部分もあったけれど、他の人からすれば、そう思うのが普通なのだと思い知らされた。ただそ父に言われたというだけで、辛くて泣いてしまった。そのくらいなのだ私の意思は。

そして今また自分の意思の弱さを実感している。入試すらもまだなのに、もう実家を離れることを考えたら、不安と緊急と寂しさが溢れる。もう大学なんて行くのは辞めてしまおうかと考えしまった。意思が弱い。そんなことですぐに辞めようなんて考えられるなんて、意思が弱い以外のなにものでもない。そのくらいの気持ちだ。

私はいつだって意思が弱い。だが気は強いし、頑固だ。バランスが悪い。自分を責めるのだけど、根本的なことだから治ることはないし、治ったとしても治し方がわからない。

何が書きたかったのかわからなくなってしまった。

ここ数日、ブログを書こう書きたい と思うことはあったのに、言葉が上手く出てこなくて全く書けなかった。久しぶりに自分の思っていることを、まともに書けたのがこれだ。こんなものをここに残していいのかな、やだな。
完全に寝るタイミングを失った。寝ようとすると不安が襲ってくる。どうすればいいのだろう。

正解を教えて下さい。