10/11

どうしても気持ちの整理がつかないから少しだけ文章にしてみる。

あれから100日とちょっとが過ぎて、一緒に誕生日おめでとうをする前におじさんがいなくなってしまった。母は私のために連絡しないでいてくれて、お葬式にも帰れなくて、最後に話したのは夏のままだった。 そのせいか実感がわかない。涙はでてきても地元に帰ればいつもみたいに突然家に来て、特に何をするでもなくそこにいてくれるように思う。「ネクタイ結んでくれー」って着慣れないスーツなんか着てやってくるはずなんだけどな。私の知っているおじさんはいつだって笑顔で、自然と私も家族も笑顔になれた、してくれていた。最後に病院で会った時も笑って「またね」をした。不器用だけど優しさの塊のような人だった。おじさんのおかげで家族の優しさを改めて知れた。死という近くて遠い、遠くて近いものを考えさせられた。忘れるなってことなんだろう。

これから地元に帰るまでは実感がわかないまま時間だけが過ぎていくのだと思う。実感はなくてもおじさんが教えてくれたことはしっかりと考えていきたい。そのへんをフラフラしてるはずだから、少しだけ気を引き締めよう。いつでも帰れるようにさぼらないようにしていた講義も、この理由はなくなってしまったけどきちんと行く。

今の頑張りは必ず前に進む1歩になる。